〈はじめに〉
今回は
「脳神経」について
「運動野と感覚野」を
まとめました。
・身体の運動に関わる運動野
・身体の感覚に関わる感覚野
両方とも脳神経の中では
基礎となる部分です。
この記事では、
・運動野?感覚野?
どんな機能があるの?
・聞いたことあるけど
説明できない
という方は
見て頂けたら良いです。
それではやっていきましょう!
〈運動野・感覚野とは?〉
大脳皮質には
運動と感覚の中枢が
あります。
運動は、
・運動野(一次運動野)
感覚は、
・感覚野(一次体性感覚野)
と言います。
運動野・感覚野ともに
身体の対側(反対側)の
機能を支配しています。
右半球の運動野・感覚野は
→左側の運動・感覚
左半球の運動野・感覚野は
→右側の運動・感覚
上記のような
イメージで良いです。
ただ脳神経には
両側支配もありますので
間違えないようにしましょう。
〈運動野と感覚野の機能局在とは?〉
脳の機能局在は、
運動のスタートであり
感覚のゴールになります。
大脳の中心溝を境に
・中心前回 → 運動野
・中心後回 → 感覚野
があります。
運動野、感覚野ともに
身体の各部位を
受け持つニューロンが
小人(ホムンクルス)が
逆立ちしたような形で
分布しています。
○運動野(一次運動野)
運動野
↓
内包
↓
脳幹
↓
脊髄または脳神経核
↓
運動器(骨格筋)
↓
出力
手や顔、舌などの
領域は広いです。
これらは
細かい動きができます。
○感覚野(一次体性感覚野)
入力
↓
感覚受容器(皮膚など)
↓
脊髄
↓
脳幹
↓
視床
↓
内包
↓
感覚野
運動野と同じように
手や顔、舌などの
領域は広いです。
これらは
刺激に対して敏感です。
〈まとめ〉
運動野と感覚野については
どうでしたか?
運動と感覚では
経路は違いますが
スタートとゴールは同じです。
この記事でのポイントは
・運動と感覚ともに
身体の対側(反対側)の
機能を支配している
・例外として脳神経は両側支配もある
・脳の中心溝を境に
中心前回→運動野
中心後回→感覚野
がある
上記の内容だけでも
覚えておきましょう!
今回は以上です。
〈引用・参考文献〉
・病気が見える vol.7 脳・神経 第1版
編集:医療情報科学研究所
発行:メディックメディア
〈最後に〉
Q.
運動野と感覚野が
どんな経路か分かりましたか?
A.
はい or いいえ
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けん@理学療法士