【運動学】身体の重心を知っていこう!

 

〈はじめに〉

 

今回は

「運動学」について

「身体の重心」

まとめました。

 

この記事では

 

・重心と言われても

 何かわからない

 

・身体の重心の見方って

 どう見るの?

 

と言う方は

見て頂けたら良いです!

 

それではやっていきましょう!

 

 

〈身体の重心とは?〉

 

いきなり

”重心”とは言われても

何のことだか

分かりませんよね。

 

まず”重心”とは、

質量の中心であり

身体の中で

最も動きの少ない場所に

なります。

 

その場所を中心として

様々な方向に回転できる

場所である必要があります。

 

人の身体の重心

骨盤内で仙骨のやや前方に

位置しています

 

重心の位置には

体型による個人差が

あります

 

小児の場合は、

重心の位置が

成人よりも頭部に近いです。

 

そのため、

立位姿勢のバランス保持が

不安定になりやすいです。

 

 

〈安静立位姿勢での重心線〉

 

安静立位姿勢の特徴として

自身で動かす

身体の揺れはわずかで

直立の姿勢を乱す

重力の影響を最小にする。

 

また

姿勢を保持するのに起こる

筋活動やエネルギー消費は

最小であること。

 

身体の内側の重心位置は

体表面から観察はできません。

 

基本的な立位姿勢の

理想的なアライメントは

ほぼ重心戦と一致しています。

 

 

〈左右方向のアライメント〉

 

背面から見て、

 

後頭隆起

椎骨棘突起

殿裂

両膝関節内側の間の中心

両内果の間の中心

 

上記内容が

左右方向のアライメントの

見方になります。

 

 

〈前後方向のアライメント〉

 

側面から見て、

 

乳様突起(耳垂のやや後方)

肩峰(肩関節の前方)

大転子(やや前方の場合も)

膝関節中心のやや前方

(膝蓋骨後面、膝前後径の前1/3)

外果の前方

(足関節のやや前方、外果の5〜6㎝前方)

 

上記内容が

前後方向でのアライメントの

見方になります。

 

 

〈まとめ〉

 

身体の重心については

どうでしたか?

 

もう一度まとめておきます。

 

 

人の身体の重心は

骨盤内で仙骨のやや前方に

位置している。

 

左右方向のアライメントは

背面から見て、

 

後頭隆起

椎骨棘突起

殿裂

両膝関節内側の間の中心

両内果の間の中心

 

 

前後方向のアライメントは

側面から見て、

 

乳様突起(耳垂のやや後方)

肩峰(肩関節の前方)

大転子(やや前方の場合も)

膝関節中心のやや前方

(膝蓋骨後面、膝前後径の前1/3)

外果の前方

(足関節のやや前方、外果の5〜6㎝前方)

 

上記内容だけは覚えておきましょう!

 

今回は以上です。

 

 

〈引用・参考文献〉

 

・基礎運動学 第6版 補訂

 中村隆一

 斎藤 宏

 長崎 浩 著

 

 

〈最後に〉

 

Q.

身体の重心について

分かりましたか?

 

A.

はい or いいえ

 

 

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けん@理学療法士

 

 

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