【高次脳機能障害】失語とは何だろう?

 

〈はじめに〉

 

今回は

「高次脳機能障害」について

「失語」をまとめました。

 

失語と聞くと

どういう状態を

想像するでしょうか?

 

学校の座学だけでは

なかなかイメージが

難しいでしょう。

 

この記事では

 

・失語が何かわからない

・失語のイメージができない

 

上記のような方は

ぜひ見て頂きたいです!

 

それではやっていきましょう!

 

 

〈失語とは?〉

 

脳の言語中枢(言語野)

損傷により起こる

後天性の言語障害になります。

 

後天性とは

生まれた後に

事故や環境などが

原因で起こってしまう

病気や障害を持つことです。

 

言語様式

聞く」「話す

読む」「書く

の4つに分類されます。

 

上記の4つの言語様式が

障害された状態を

失語と言います。

 

限局した障害

(狭い範囲で決まったこと)を

失語症とは言いません。

 

 

○喚語困難

 

何か言おうとしても

 言うべき言葉が出てこない

 

 

○理解障害

 

言葉は聞こえているが

 その意味が分からない状態

 

ウェルニッケ失語の場合は

特にひどくなります。

 

 

○錯語

 

言葉を言い間違えること

 

・語性錯語

「さくら」を「ひまわり」と

 他の単語と言い間違えてしまう

 

・字性錯語

「さくら」を「なくら」と

 発音を間違えてしまう

 

上記のような症状は

個人差はありますが

失語の出やすい症状になります。

 

言語以外の

コミュニケーション能力

アイコンタクト指差しうなずきなど)

は概ね保たれます。

 

 

〈言語障害(言語野損傷)の原因は?〉

 

言語野の障害が

起こる原因は、

 

脳出血、脳卒中などの

 脳血管疾患

 

が多いです。

 

多くは左脳の損傷により、

右半身麻痺を伴います

 

症状には個人差があり

麻痺を伴わない場合も

あります。

 

 

〈まとめ〉

 

失語とは何か

イメージはつきましたか?

 

この記事でのポイントは

 

・言語野の損傷原因は

 主に脳血管疾患。

 

・「聞く」「話す」

 「読む」「書く」の

 4つが障害された状態

 

・喚語困難、理解障害、錯語

 この3つの症状は出やすい

 

上記の内容は

覚えておきましょう!

 

しかし

失語の症状については

まだ他にもあります。

 

それはまた別記事にて

まとめていきます。

 

今回は以上です。

 

 

〈引用・参考文献〉

 

・リハビリテーションビジュアルブック

 監修:落合慈之

 編集:稲川利光

 

 

〈最後に〉

 

Q.

失語とは何か

イメージができましたか?

 

A.

はい or いいえ

 

 

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けん@理学療法士

 

 

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