【呼吸】呼吸器の構造や役割を知ろう!

 

〈はじめに〉

 

今回は

「呼吸」について

「呼吸器の構造や役割」

まとめました。

 

呼吸は生きていく上で

必ずしていくことですね。

 

この記事では

 

・今さら呼吸について聞けない

 

・呼吸と言われてもよく分からない

 

・構造や機能が分からない

 

という方は

見て頂けると良いです!

 

それではやっていきましょう!

 

 

〈呼吸とは?〉

 

生命維持のため、

肺を通して常に外から

酸素を取り込み

炭酸ガスを体外へ

排出しています。

 

体内に入った酸素は

循環器系により

組織細胞へ運ばれ

エネルギー産生に

利用されます。

 

エネルギー代謝の

副産物である炭酸ガスは

反対に組織から肺へ

運ばれます。

 

この過程を呼吸と言います。

 

 

肺における

大気と血液との間の

ガス交換を外呼吸(肺呼吸)

言います。

 

 

体内における

組織細胞と血液との間の

ガス交換を内呼吸(細胞呼吸)

言います。

 

 

肺の中への

気体の吸入と呼出を

換気と言います。

 

身体内のガス交換の場所により

言い方が異なるので

各場所での言い方を

覚えておきましょう!

 

 

〈呼吸器とは?〉

 

呼吸器とは

 

・気道

(鼻腔、咽頭、喉頭

 気管から細気管支)

・肺胞

・胸郭

 

上記3つに分けられます。

 

 

○鼻腔

 

鼻腔粘膜には

静脈と粘液腺があり、

取り込んだ外気が

肺内に達する前に濾過して

温め、湿り気を持たせます。

 

 

○咽頭

 

鼻腔、口腔の後面で、

下方は喉頭と食道に

続いています。

 

食物を嚥下するときは

鼻腔と喉頭の出入り口は塞がり、

呼吸運動は一時的に停止します。

 

 

○喉頭

 

甲状軟骨などで囲まれて

内部には声帯があります。

 

発声は

声帯と共鳴器として咽頭、

舌や顔面と唇を使用し

呼気圧で行われます。

 

 

○気管と分岐

 

内面は線毛で覆われた

粘膜や平滑筋からなっています。

 

外部には

弾性線維とC型の軟骨が

あります。

 

 

○線毛

 

分泌物や異物を咽頭へ押します。

 

 

○軟骨

 

気管を輪状に保つのに

役立っています。

 

 

○気管

 

左右の気管支と分かれ

さらに分岐して

細気管支となります。

 

そこから

終末細気管支が分かれ

ぶどう房状、

袋状拡張部である肺胞に

いきます。

 

ここで

毛細血管との間で

ガス交換が行われます。

 

 

○胸郭

 

12の胸椎と12対の肋骨、

胸腔とこれらに付着する

筋と筋膜からなり

下方は横隔膜で腹部と

境になっています。

 

内部には

心臓や肺を含んでいます。

 

肺は左右にあり

右肺は3葉、左肺は2葉に

なっています。

 

肺は2重の胸膜で

覆われています。

 

 

〈まとめ〉

 

最後にもう一度

まとめておきます。

 

 

○外呼吸(肺呼吸)

 

肺における

大気と血液との間のガス交換

 

 

○内呼吸(細胞呼吸)

 

体内における

組織細胞と血液との間のガス交換

 

 

○換気

 

肺の中への気体の吸入と呼出

 

 

○呼吸器

 

・気道

(鼻腔、咽頭、喉頭

 気管から細気管支)

・肺胞

・胸郭

 

上記3つに分けられる

 

 

上記内容だけは

覚えておきましょう!

 

今回は以上です。

 

 

〈引用・参考文献〉

 

・基礎運動学 第6版 補訂

 中村隆一

 斎藤 宏

 長崎 浩 著

 

 

〈最後に〉

 

Q.

呼吸器とは何か

分かりましたか?

 

 

A.

はい or いいえ

 

 

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けん@理学療法士

 

 

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