静脈還流の仕組みを理解しよう!

 

〈はじめに〉

 

今回は

「静脈還流の仕組み」について

まとめました。

 

心臓から

送り出された血液は

全身に周ります。

 

これは

分かりますが

どうやって

戻ってくるの?

 

と、思いませんか?

 

この記事では

 

・送り出された血液が

 どうやって戻ってくるのか?

 

が分かります。

 

それではやっていきましょう!

 

 

〈静脈還流の仕組みとは?〉

 

静脈還流の主な駆動力

心臓のポンプ作用により

与えられる駆動圧(静脈圧)

間違えはありません。

 

しかし

心臓ポンプ作用の

駆動圧では

非常に小さいです。

 

 

○筋ポンプ作用

 

下肢の筋肉を

収縮させると

筋肉感を流れる静脈が

圧迫されます。

 

下肢に貯留した

静脈血が心臓側に

組み上げられます

 

これを

筋ポンプ作用

と言います。

 

静脈には

血液の逆流を防ぐ弁があります。

 

そのため、

血液は心臓側にしか流れません

 

 

○呼吸運動との関係

 

呼吸運動

静脈環流量に影響します

 

吸気時には

胸腔内圧は陰圧になります。

 

肺が拡張されるだけでなく

肺静脈も拡張されます。

 

そのため

血液が肺側に貯留して

左心房への静脈環流量が

減少します

 

呼気時には逆に

静脈環流量が増加します

 

 

〈まとめ〉

 

静脈環流量の仕組みについては

どうでしたか?

 

心臓ポンプ作用だけでなく

筋ポンプ作用も

働くことにより

血液は心臓に戻ってくることが

できます。

 

この記事でのポイントは。

 

・心臓ポンプ作用の

 駆動圧は小さい

 

・筋ポンプ作用により

 静脈血が心臓側に

 組み上げられる

 

上記の2つは

覚えておきましょう!

 

今回は以上です。

 

 

〈引用・参考文献〉

 

・循環器疾患 ビジュアルブック

 監修:落合慈之

 編集:大西 哲

    田鎖 治

    山崎 正雄

 

 

〈最後に〉

 

Q.

静脈還流の仕組みは

イメージできましたか?

 

A.

はい or いいえ

 

 

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けん@理学療法士

 

 

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