〈はじめに〉
今回は
小脳の構造について
まとめました。
神経系を学ぶ上で
脳の構造や機能は
覚えないといけないですね。
構造や機能といった
各部位により異なるので
理解するのに時間がかかる人も
いるでしょう。
1つ1つ押さえていき
自分のモノにしていきましょう。
それではやっていきましょう!
〈小脳の構造〉
○構造や機能は?
小脳は、
・四肢•体幹の動きの調節
・平衡・眼球運動の調節
に関わっています。
小脳は脳幹の背側にあり、
小脳テントの下側で
後頭蓋窩に位置しています。
前葉•後葉•片葉小節葉
または
虫部•半球•片葉小節葉
と区別される。
虫部と半球の境界領域を
傍虫部と呼ばれています。
○小脳脚とは?
小脳は脳幹(中脳•橋•延髄)と
3つの大きな線維束
(上•中•下小脳脚)で繋がっています。
上小脳脚
⇨主に出力線維が通ります
中•下小脳脚
⇨主に入力線維が通ります
スポーツや自転車などで
「体で覚えろ」と言われますよね。
この「体で覚える」タイプの運動の
記憶•学習も小脳が担っています。
〈小脳皮質の機能〉
○機能的区分
系統発生学的に、
①大脳小脳(新小脳)
⇨四肢の動きの調節•言語など
・障害による症状
→四肢の協調運動の障害、
構音障害など
②脊髄小脳(旧小脳)
⇨体幹の動きの調節、姿勢•歩行など
・障害による症状
→座位、立位での動揺、
歩行障害など
③前庭小脳(原小脳)
⇨平衡•眼球運動の調節
・障害による症状
→平衡障害、めまい、眼振など
上記の3つに区別されています。
また半球、虫部、片葉小節葉に
ほぼ繋がっており、
それぞれ異なる機能を持っています。
○体部位局在性
小脳皮質には、
身体の各部位に対応して
感覚や運動などの情報が
出入りする領域が存在します。
虫部
⇨体幹の領域
傍虫部〜半球
⇨四肢の領域
上記2つに
同側性に対応しています。
〈まとめ〉
小脳の構造については
どうでしたか?
1回で理解するのは
難しかったかもしれません。
諦めずにコツコツと
継続して学んでいきましょう。
今回は以上です。
〈最後に〉
Q.
小脳の場所は
イメージできましたか?
A.
はい or いいえ
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けん@理学療法士