〈はじめに〉
今回は
「5大栄養素」について
まとめました。
3大栄養素に続き
5大栄養素のことを
理解していきましょう。
結論から言うと
5大栄養素とは、
「糖質」
「脂質」
「タンパク質」
「ミネラル」
「ビタミン」
この5つのことを言います。
栄養の基本となるので
土台を作っていきましょう。
それではやっていきましょう！
〈5大栄養素とは〉
5大栄養素とは、
3大栄養素である
「糖質」「脂質」「タンパク質」
これに「ミネラル」「ビタミン」を
加えた5つのことを呼びます。
5大栄養素には
それぞれに重要な役割があります。
互いに協力し合い、
身体を強くする働きがあります。
強い身体をつくるためには、
筋肉や脳、臓器などを構成する
タンパク質が必要です。
糖質や脂質が不足すると
エネルギー不足となります。
また
ビタミンやミネラルが不足すると
発育や成長が遅れたり、
身体を活動がスムーズに
行うことができません。
この5大栄養素は
生きていく上で必ず必要です。
元気よく活動するためにも
5つともバランスよく取ることが
大切になります。
3大栄養素については
別の記事で書いています。
↓↓↓
https://ken-pt-blog.com/2021/02/24/【3大栄養素について】/
〈ミネラル〉
人間の身体は約60種類の
元素で構成されています。
主に
水素(H)、炭素(C)、
窒素(N)、酸素(O)が95%を
占めています。
その他の元素を
総称してミネラルといいます。
栄養素として
必要不可欠なミネラルを
必須ミネラルといい
16種類あります。
骨や歯、筋肉、血液などの
成分となるほか、
様々な生理作用に関わっています。
ミネラルは
体内でつくることができないので
食事から摂らなければなりません。
○ミネラル不足による障害
・骨粗鬆症
・貧血
・筋力低下
・味覚障害
など
反対に過剰（摂りすぎ）になっても
障害が起こります。
1つ例に挙げると
食塩（NaaCl）は
血液や体液、組織細胞に含まれ、
浸透圧の調節に関わっています。
摂りすぎは、
高血圧の原因にもなるので
注意が必要になります。
○必須ミネラル
|
主要元素 |
微量元素 |
|
ナトリウム |
鉄 |
|
塩素 |
亜鉛 |
|
カリウム |
銅 |
|
カルシウム |
マンガン |
|
マグネシウム |
コバルト |
|
リン |
クロム |
|
イオウ |
ヨウ素 |
|
モリブデン |
|
|
セレン |
食事での摂取量が1日あたり
100㎎以上のものを主要元素。
100㎎以下のものを微量元素。
〈ビタミン〉
糖質、脂質、タンパク質の
代謝を助けて、
生命を維持するための
生理作用に必要不可欠な
栄養素になります。
ビタミンには、
○脂溶性ビタミン
・脂質と一緒に体内に
貯蔵することができます。
○水溶性ビタミン
・体内に貯蔵できる日数が
脂溶性ビタミンに比べて
少ないです。
・不足しないように
こまめに摂取することが
必要になります。
上記2種類があります。
また
ミネラルと同じように
様々な生体反応に関わっているため
不足や過剰摂取により
機能障害を起こしてしまいます。
|
脂溶性ビタミン |
水溶性ビタミン |
|
ビタミンA（カロチン） |
ビタミンB1 |
|
ビタミンD |
ビタミンB2 |
|
ビタミンE |
ナイアシン |
|
ビタミンK |
ビタミンB6 |
|
ビタミンB12 |
|
|
葉酸 |
|
|
パントテン酸 |
|
|
ビオチン |
|
|
ビタミンC |
〈まとめ〉
5大栄養素（ミネラル、ビタミン）
についてはどうでしたか？
3大栄養素と同じように
身体の活動や
生命を維持するために
重要な栄養になってきます。
ここでのポイントは、
・5大栄養素は
〔3大栄養素＋ミネラル、ビタミン〕となる
・ミネラルは、
必須ミネラルが16種類ある
また、
骨、筋肉、血液などの
生理作用に関わる
・ビタミンは、
脂溶性ビタミンと
水溶性ビタミンがある
ミネラルと同じように
様々な生理作用に関わる
上記3つを覚えておきましょう！
今回は以上です。
〈最後に〉
Q.
5大栄養素とは何か
分かりましたか？
A.
はい or いいえ
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