〈はじめに〉
今回は
「変形」について
「足の変形」を
まとめました。
・足の変形って何があるか分からない
・変形の原因て何なんだろう?
と言う方は
見て頂けると良いです!
それではやっていきましょう!
〈足の変形とは?〉
足の変形には
・内反足
・外反足
・凹足
・扁平足
・踵足
・尖足
・外反母趾
など
上記のように複数あります。
1つずつ原因を書いていきます。
○内反足
・原因
⇨胎内肢位の異常による先天性のもの
⇨腓骨筋麻痺によるもの
など
足は
内返し位(内反位)で固定して
足底の外側部が地面に接地します。
○外反足
・原因
⇨後脛骨筋や足筋の麻痺
⇨長腓骨筋の拘縮
など
足は
外返し位に固定し足のアーチは崩れ
足底の内側部だけで地面に接地します。
○凹足
足の縦アーチが極端に
増強して高くなった状態です。
・原因
⇨腓腹筋やヒラメ筋の弱化による
筋力の不均等
⇨日常でハイヒールをよく使う
⇨ダンサーのように
足を過度に使う職業
⇨先天性のもの
など
足趾の伸展拘縮を
伴うこともあります。
○扁平足
下腿が内旋して
踵骨が外返し位となった変形です。
足部全体が床に接地します。
・原因
⇨後脛骨筋や足筋の筋緊張低下
⇨靭帯の緊張低下
など
内側縦アーチが扁平化したものを
”扁平足”と言います。
前足部横アーチが扁平化したものを
”横扁平足”と言います。
上記2つは
合併することもあります。
○踵足
足部の筋力低下により
拮抗筋の作用が強くなります。
踵骨の軸が
地面に対して垂直に向いて
足関節背屈位となった変形です。
・原因
⇨腓腹筋、ヒラメ筋、長腓骨筋の筋力低下
多くの場合に
外反を伴い外反踵骨となります。
○尖足
変形の中で最も多く見られます。
・原因
⇨先天性のもの
⇨前脛骨筋などの
足関節背屈筋群の筋力低下
⇨腓腹筋やヒラメ筋の過緊張
など
立位では、
母趾球だけ地面に
接地するようにつきます。
内反傾向であり、
内反尖足となることが多いです。
○外反母趾
母趾の軸が
足の外側に向かい偏位し
第1中足骨頭が
内側に偏位した変形です。
・原因
⇨先天性のもの
⇨先の細い靴
(ハイヒールなど)
⇨関節リウマチ、パーキンソン病、扁平足など
〈まとめ〉
足の変形は
いかがでしたか?
最後にもう1度
まとめておきます。
足は内返し位(内反位)で
固定して足底の外側部が
地面に接地する
足は外返し位に固定し
足のアーチは崩れ
足底の内側部だけで
地面に接地する
足の縦アーチが極端に
増強して高くなった状態
足趾の伸展拘縮を
伴うこともある
下腿が内旋して
踵骨が外返し位となった変形
足部全体が床に接地する
内側縦アーチが扁平化したもの
⇨扁平足
前足部横アーチが扁平化したもの
⇨横扁平足
足部の筋力低下により
拮抗筋の作用が強くなる
踵骨の軸が地面に対して
垂直に向いて
足関節背屈位となった変形
多くの場合に
外反を伴い外反踵骨となる
変形の中で
最も多く見られる
立位では母趾球だけ地面に
接地するようにつく
内反傾向であり、
内反尖足となることが多い
母趾の軸が足の外側に
向かい偏位し第1中足骨頭が
内側に偏位した変形
〈引用・参考文献〉
・基礎運動学 第6版 補訂
中村隆一
斎藤 宏
長崎 浩 著
〈最後に〉
Q.
足の変形について
分かりましたか?
A.
はい or いいえ
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けん@理学療法士