【脊髄反射】運動パターンとメカニズムってなに?

 

〈はじめに〉

 

今回は

「脊髄反射」について

「運動パターンとメカニズム」

まとめました。

 

脊髄反射とは

なんだろう?

 

と思っている方も

いるのではないでしょうか?

 

この記事では

 

・脊髄反射って何のこと?

・運動パターンってなに?

・メカニズムとか分からない

 

という方は

見て頂けたら良いです!

 

それではやっていきましょう!

 

 

〈脊髄反射とは?〉

 

脊髄の反射中枢は

脊髄よりも上位の中枢から

抑制性の制御を

受けています。

 

上位中枢を離断すると

脊髄中枢の活性が

高まります。

 

そのため

反射は容易に誘発されます。

 

脊髄反射の運動パターンとして

 

・重力に対して身体を支える

・身体を傷つけるような刺激から逃げる

 

上記のような

運動パターンがあります。

 

 

〈伸張反射とは?〉

 

伸張反射は

 

”伸ばされた筋がもとの長さに戻る”

 

ように働きます。

 

 

○メカニズム

 

骨格筋を急速に伸ばすと

筋紡錘が興奮する。

そこから発する

求心性入力は

脊髄に伝わる

同じ筋の運動ニューロンに

単シナプス性に興奮を伝える

伸張された筋の収縮が起こる

 

上記のような流れになります。

 

ちなみに

筋が短縮する

筋紡錘への刺激が減り

求心性入力は減少します。

 

 

〈屈筋反射とは?〉

 

屈曲反射とは

 

”四肢の屈筋を収縮して刺激から遠ざかるように四肢を引っ込める”

 

ように働きます。

 

・四肢の動きから

 

屈曲反射

 

 

・運動の目的から

 

逃避反射

 

 

・刺激の性質から

 

侵害受容反射

 

 

上記のように

言われることもあります。

 

求心性ニューロンには

 

・皮膚の神経線維

・筋紡錘のII群線維

・筋膜のⅢ群線維

・関節内

 

上記があります。

 

これらを

 

”屈筋反射求心線維”

 

と言います。

 

この反射弓は

3〜4個のニューロンを

介しています。

 

屈筋には興奮性、

伸筋には抑制性に

結合します。

 

体節間にわたる

ニューロン回路、

刺激除去後も後発射を

起こす回路もあります。

 

 

〈まとめ〉

 

最後にもう一度

まとめておきます。

 

 

○脊髄反射の運動パターン

 

・重力に対して身体を支える

・身体を傷つけるような刺激から逃げる

 

 

○伸張反射

 

”伸ばされた筋がもとの長さに戻る”

 

 

○屈曲反射

 

”四肢の屈筋を収縮して刺激から遠ざかるように四肢を引っ込める”

 

上記の内容だけは

覚えておきましょう!

 

今回は以上です。

 

 

〈引用・参考文献〉

 

・基礎運動学 第6版 補訂

 中村隆一

 斎藤 宏

 長崎 浩 著

 

 

〈最後に〉

 

Q.

脊髄反射の運動パターンと

メカニズムは分かりましたか?

 

A.

はい or いいえ

 

 

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けん@理学療法士

 

 

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